陰キャになりきれない私

私は人間を陽陰で分けるとするとどっちかっていうと陰の者だと思う。

だけれど中途半端な陰の者で陰キャ属性なのは間違いないんだけど陽キャっぽい一面もあったりするのが非常に面倒くさい。

どっちかに振り切って陽の者か陰の者に属しているのが1番摩擦が起きないし楽だと思う。

ただ私はどっちつかずなんだよな〜!

今日はそんな私の自分語り&自己分析を書いていきます、ななしーです!

 

 私は根っからのオタク・・・と言いたいところだけど思い出しました。

まず自我が芽生えて1番最初に興味を持ったことはオシャレやコスメだったことを。

でも興味を持ったのもその時1番一緒にいた同年代の子がオシャレが好きで私はなんとなく自分も好きだと流されていただけのように今は思う。

それが小学校高学年の時。私は学校1番のイケてるグループに入っていた。

(今の自分からすると考えられない・・・)

そして中学生の頃、一気に陰の者属性に寄る事になる。

中学に入った私は美術部へ入部。

その時からいわゆる"オタク"になったと自覚しているがこの時も結構周りに流されているだけで周りの子達と比べると私はそこまで何か漫画やアニメにどハマりしているわけではなかった。

周りの子に勧められた漫画やアニメを見て楽しいなーと思っていた。

もちろん私個人が大好きだった作品もあるけれど周りのザ!オタク!な子たちからすると何か"好き"の感じが違うようだった。

私は漫画やアニメのグッズを欲しいと思わなかった。

昔から実用性重視であまりそういったものを買いたい!と切望し実際に買うほどの熱量はなかった。

そして高校へ入って高校デビューを果たした。

ダサい格好でいた中学時代から私は変わりたい!と強く思い脱オタクを自覚的にした。

アニメも漫画も見ることも減った。

ただあるマニアックな音楽ジャンルにハマり、それに熱狂していた。

オタク気質はあるようだった。

部活こそ文化系だったがなんとか陽の者とも陰の者ともつかない中途半端なポジションな立ち位置になったのはここからだった。

思いっきり陰っぽい部分を抱えながら陽っぽい人のようにも振る舞う。チグハグな自分。

別に無理していたわけではない。

それが私だった。

でも自分が人とはどこか違う孤独な自覚はあったように思う。

そして高校卒業後、私は本格的にアニメや漫画にあまり触れない日々を送る事になる。

そのころの私はといえば陽の者とつるむようになった。

夜遊びも覚えた。

楽しかった。純粋にすごく楽しかった。

バイト先で知り合った人から人間関係が広がっていった。

そして私はアパレル会社に入社し、なんと表参道で働くようになる。

モデルと撮影をし最新の服に触れて展示会に行く。

キラキラした日々だった。

そのころの私でも陰の気はあった。

まだ世間では全然流行っていなかったある音楽ジャンルにどハマりしていた(高校生の頃にハマってた音楽ジャンル熱が再熱した)。

人に馬鹿にされながらそのジャンルを深掘りしてまさにオタクであった。

だけれど周りに理解者はいなかった。常に感じている孤独。

華やかな仕事をしながら理解されないマニアックなオタク気質を抱える私。

そして数年後世間が追いつきそのジャンルは一大ブームとなった、、、

今ではメジャーな音楽ジャンルで今は第二次ブームが来てるレベル。

 

まだマジでブームの兆しも見えてなかった頃から私は熱狂していたね。

そしてアラサーになった頃、突如として音楽系からまた2次元系へ私は足を踏み入れる事になる。

まぁやはり出会いが大きいもので元々2次元オタクの火種を持っていた私はオタクな子と偶然仲良くなりそこから2.5次元の沼に転がり落ちていったのでした・・・

このブームはかなり長く、そしてかなりハマった。

グッズいらない派の私がブロマイドやグッズを結構買った(当社比)。

声優のイベントにも行くようになった。

1番人生で2次元オタクしてるなぁ〜って時期。

でもその頃も同時にキラキラした世界にもいる私がいたんだよね。

夜遊びしてバッチリオシャレして出かけてそれも楽しくて仕方なくて。

ちやほやされたり時には外国人モデルや海外アーティストと遊んだり仕事はアパレル業界だし華やかすぎてオタクな自分とのギャップに頭おかしくなるんじゃないかってくらいだった。

ただ夜遊びの時に出会った人はどーーーーーーしても陽キャすぎて陽キャすぎて相いれなくてそこまで仲良くなれなくて。

遊ぶのは楽しいけど、その場にいる人間はどうしても合わなかった。

夜遊びが好きな人たちって基本ぶっ飛んでてそこが良かったりもするんだけどやっぱり私はそこまでぶっ飛べない根が真面目な人間で。

夜遊びっていってもナンパお断りだし男性苦手気味だし陽キャも苦手気味だしありえないくらい健全に基本女同士で遊んでた。

いつも気心しれたこんな私を知っている決まった人とだけ基本は遊んでそれプラスその時だけ会う顔見知りは夜の街に増えていった。

かといって陰の者ともどうも相容れない私もいた。

オタクといってもオタクの中では全然グッズを買ってない方の私。

だってオシャレもしたいから。

身なりを取らずグッズなどにお金をかける、それはオシャレも楽しみたかったら無理である。

だから私はオタクの友達にはライトなオタクとしてオシャレしていることをいじられていた。

展示会で注文した最新のファッションに身を包んでいたらトレンドで身を固めすぎと笑われもした。

でも陽の者の中ではそれはイケてることであった。

こうしてどっちにも馴染めない私が誕生していた。

 

完全にオタクになることもできない。

完全に陽キャになることもできない。

 

いつも孤独。

 

同じような人は世間にいるんだろうけれど出会い方がわからない。

私は人間関係がそもそも下手なのだと思う。

色んな要素が相まって私は今、孤独である。

陽の者が明るく軽く誘ってくれるが深い部分でどうしても分かり合える気がしない。

その人たちには"軽さ"があってそれは良いことでも悪いことでもある。

私はどうしても"軽く"生きられない"重い"人間だ。

どっちが良い悪いではなくて、基本的な部分の属性の違いである。

 

今は落ち着いてほぼ遊ばなくなったしオタク活動もたいしてしていないし、なんか人生で1番平凡というか刺激のない日々を送っています。

穏やかな日々。

それはそれで良いけれどもうちょっと遊びかエンタメで刺激が欲しいかなってところ!

 

結局何が言いたいのかっていうとよくわからないけれどとにかく吐き出したかった。

こういう人間がいるんだな〜と薄っすらとした皆様の知識の肥やしにでもなればと思います。

 

ななしーでした!