SKY-HIオーディション番組『THE FIRST』を見始めた

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オーディション番組って、好きなんですよねえ〜!

そんなななしーです!こんにちは!

 

数あるオーディション番組やリアリティ番組を見てきた私、ついにSKY-HIさん主催のオーディション番組『THE FIRST』に手を出してしまいましたよ!!!っていう話です。

ちなみにななしーのSKY-HIさんへの知識、ほとんどなし。

AAAのメンバーというのもラッパーというのもお顔がものすごく良い(タイプ)なのも知っていましたが曲はほぼ聞いたことがなくどんな人かも知りませんでした。

でもね、この番組見たら彼をリスペクトせずにはいられなくなりました!!

 

これがまたすごいんですよ…

(オーディションの公式ホームページです↓)

 

bmsg.tokyo

 

まず、このオーディション番組のテーマが私の心にクリーンヒット。

今の日本のままじゃヤバい。

という心から主催者であるSKY-HIさんはオーディションを自費で1億かけて開催することにしたんですね。

ヤバいというのは日本から良質なダンスボーカルグループが生まれなくなるという危機感です。

才能のある人たちは韓国へ今は行ってしまい、日本では才能が生かせる環境が少ないとSKY-HIさんは感じていてこの企画を人生をかけてしようと思ったわけです。

私も日本は質の高いボーイズグループが育たない国だと思っていて。

某大手の男性アイドル事務所がメディア界の実権を握っていて他の男性アイドルグループが地上波のゴールデンタイムの歌番組にほぼ出られない状態になってたりするんですね。マジで。(最近はちょっと緩くなってきた感もある)

その大手アイドル事務所はあくまで“アイドル”でお世辞にも歌とダンスは魅力的とは言えないですよね…

私はSKY-HIさんが感じてる危機感と同じ考えをずっと前から抱いていたのでこのオーディション番組の1話でSKY-HIさんが想いを語った時、画面の前で拍手してしまいました。

応援上映なら「そうだ!そうだ!」と言っていたところです(キンプリネタ)。

でもSKY-HIさんは大手事務所に配慮してる発言もきちんとしていて上手く立ち回らないと潰されてしまうのをよくわかっていて相当の覚悟を持って挑んでるんだなと私は胸を打たれました。

で、このオーディションテーマとか主催者の心意気が痛く気に入ったのもあるんですが見始めてみたら

今までのオーディション番組とスピリットが全然違うんです。 

そこで何が違うのか3つポイントがあるので語っていきたいと思います!

(12人に絞られた第12話まで見た感想です)

  

 

1.主催者(SKY-HI)の腰がとにかく低い

アイドルのオーディション番組を見るのは3つ目、他にもラッパーのオーディション番組1つとその他料理やらファッションやらモデルやらアメリカズゴッドタレントやら色んな世界のオーディション番組を見まくってる私。

そんな私、このオーディションの主催者であるSKY-HIさんの腰の低さに驚く。

 

まずオーディションを受けてくれた人にありがとうと言いまくる。

ただ言ってるわけじゃなくて心の底から貴重な時間を、貴重なチャンスを僕に預けれくれようとしてありがとうと言っているのがわかる。

彼は心からオーディション参加者に感謝している。

オーディション番組って審査員が上から目線でビシバシものを言ったりするのが見せ場でもあったり。

でも見ていて個人的に心が痛むんですよね…

それがこのオーディションにはない。

SKY-HIからまだ無名の彼らへのアーティストとして、音楽を愛する1人の人間としてのリスペクトを圧倒的に感じるのです。

それってマジすごい。

圧倒的な力関係の差には上下関係が生まれやすいです。

だから審査する側はどうしても高飛車というか上からの物言いになってしまったり、このオーディションを“受けさせてやってる”みたいな態度が言動に現れてしまうものじゃないですか。

マジでそれがない。

パフォーマンスしてくれた参加者に対して「ありがとう!」と言いまくる。

彼らが萎縮しないようにフラットに話しかけたり笑顔で話しかけたりする。

「素晴らしいです!」と褒めまくる。

しかも合宿してする審査もみんなと一緒に毎日過ごして本当にフラットに接してる。関係が一方的じゃないようにしようと努力されてるのを感じます。

 

これらの彼の言動に本当に私の心が震えましたね。

私は人間どんなに力関係や歳の差があったとしても『人間関係は基本フラットであるべき』と私は思っています。

そのスピリットがこのオーディションにあって、今まで見たことがないくらい主催者と受ける側の人間関係がフラットなんです。

ましてやSKY-HIさんなんて歌手歴長くて有名人じゃないですか。

それであんなにフラットに人と接することができるっていい意味でめちゃくちゃ驚いてしまったし見ている私にとって嬉しいサプライズでした。

まっっったく偉ぶらず、彼らと対等な目線でいる彼に見ていて心動かされるオーディション番組です。

 

2.主催者が『涙する』くらい参加者のことを考えている

これまた主催者のSKY-HIさんの話になってしまうんですけど、SKY-HIさんまだ番組見てる途中ですけど結構涙します。

涙目にも結構なります。

本当に心の底から応募者の立場に立って考え、音楽人として音楽を心から愛しているからこその涙です。

本当に応募してくれた参加者のことを同じ目線で考えて彼らのことを気にかけてるんですよ。

受けている間だけのことじゃなくて、彼らのその先の人生まで背負ってるくらいの覚悟で考えています。

このオーディションで誰かを落とさなきゃいけない、

それが彼らのトラウマになってしまうかもしれない、

音楽が嫌いになってしまうかもしれない、

そこまで考えて彼は審査中プレッシャーに押し潰されそうになります。

そんな主催者の葛藤が見られるのもこの番組ならではで他の番組ではあまり見たことがありません。

落とさなきゃいけない人の今後の人生まで深く考えて悩んで涙する主催者(審査員)なんてすごいですよね。

彼はマジで本当にどんな人にもフラットな目線を持っていて参加者に対して1人の人間として1人のアーティストとしてリスペクトがある素晴らしい人だということが見ていてありありと伝わってきます。

参加者を応援する見守る気持ちだけでなくSKY-HIさんを応援したくなるような番組です。

これはオーディション番組として新しいしとにかく心動かされます。

彼がそういう他人にリスペクトのある人だからこそそれが参加者に伝わって参加者も今まで見たことがないくらい仲間・ライバルに対してのリスペクトを感じるオーディション番組になっています。

とにかくバイブスがめちゃくちゃ良いオーディションだということです。

今までのオーディション番組とちょっと、いや大分雰囲気違いますね。

番組を盛り上げるために変に敵対心を煽ったりとかもしないでとにかく参加者に真摯に向き合ってるオーディションです。

だからマジ感動する。

で、そんな“フラットな価値観”の番組だからこそちょっと残念に思ったのはSKY-HIさんが涙したときに『男泣き』ってテロップが入ったんですね。

私、男だからとか女だからとかいう考えってどうかと思ってるんですよ。

男だって泣いたっていいしっていうか感動したり悲しいことがあったら涙が出るのは人間として普通だしそれに『男』って性別をつける意味ってある?って聞きたい。

力関係や人間関係にはフラットな番組だから性差に対してフラットじゃないテロップがすごく残念に感じました。

私ジェンダー問題的なことをちょっと勉強してるんですけど、やっぱり男は男らしくいないととか男だから我慢しなくちゃいけないとか泣くのは男らしくないとかそういう価値観って男性の生きづらさに繋がってるんですよね。

その考えは女性は女性らしくいなきゃいけないという考えにも繋がっている健全じゃない考え方で。

たかがテロップの一文字かもしれないんですけど、影響力のあるテレビやエンタメだからこそジェンダー的なことにも配慮してフラットに作って欲しいなと思いました。

私が言ってることがよくわからん!って人は【有害な男らしさ】というワードで検索けんさくう!

でも、本当その1回のテロップが引っかかっただけで後は最高にフラットな番組です!!(まだ全話は見てませんが)

 

3.オーディション内容が『音楽』にとにかく真摯

もうこれ。これよ。

今までのアイドルオーディションで“アイドル”だから音楽性とかダンス性以外の部分も見たりとかあったじゃないですか。容姿とか華があるかとかで評価したり。

この番組は“アイドル”オーディションじゃないんですよ。

“ダンスボーカルグループ”のオーディションなので歌とダンスのクオリティをマジのマジで求めててそこを評価されます。

SKY-HIさんも番組内でおっしゃっていたのですが「バラエティ要素一切なし!」です。

審査方法もひたすらに音楽に真摯。

さらに参加者が音楽的に成長できるような課題を与えているのもすごい。

見ていてこんなに“音楽への愛”を感じる番組初めてです。

私は音楽が好きなのでそれが見ていて楽しくて嬉しくて!

自分は音楽をやる人間ではないのですが音楽が好き!という気持ちはあるのでこの番組の音楽に対する真摯な姿勢は本当に胸を打たれます。

また参加者も「有名になりたい、そのための手段が歌やダンスだ」という参加者がほぼいないように感じます。

最初はそのように感じた人も主催者であるSKY-HIさんの言葉や課題によって音楽を愛し音楽を楽しむ心が強くなっていくんですね。

主催者や参加者が本当に音楽が好きで楽しんでるんだなってこんなに伝わるオーディション番組なかったです。

それぞれへの課題(問題点)も無茶振りしないんですよね。

自分で考えろ!と丸投げしないで参加者本人にきちんと伝えたり参加者本人の希望や思いをちゃんと聞いたりして。

とにかくSKY-HIさんは音楽が好きでその気持ちを次世代に伝えたいという思いでやってるのがすごく伝わってきます。

参加者の気持ちや心にもちゃんと寄り添ってケアまでしてます。

その様子に心打たれるんですよ。

それは全部音楽のため。

いい音楽を作るには、表現するには心がきちんとしていなきゃいけない。

空気感が良くないといけない、自分が整ってないといけない、

とにかく全ては良い音楽のためなんです。

 

タイトルの『THE FIRST』の意味は音楽ファーストの意味。

そしてその音楽ファーストを支えるのが

クリエイティブファースト、

クオリティファースト、

アーティシズムファーストの3つ。

どれも“アーティスト”に欠かせない要素であるとSKY-HIさんが仰っているけれどその通りだと思います。

彼の言葉は本当に音楽に表現に真摯で、どの言葉もすごくなるほどと思うことばかりです。

彼の審査基準を疑問に思ったりモヤモヤしたことは見ていて一度もありません。

全部納得。(12人に絞られた第12話の今のところ)

先ほども言いましたが音楽をやる人間ではないけれど音楽を聴くのが、ダンスを見るのが大好きな私も心が揺さぶられてしまう音楽愛に溢れているオーディションなのです。

 

まとめ

まあ何が言いたいかっていうと、主催者であるSKY-HIさんの音楽哲学がとにかくすごい。

音楽愛に溢れている方でしかもアーティストがどのような心持ちで、どのような技術で音楽を表現すべきかがわかってる方。

これは日高さんのファンになってしまう番組です。

そんでもって話がちょっとズレますがSKY-HIさんがとにかく顔面が良い

いや、私の好みと言うべきか…

実は何年も前にAAAにこんな顔面ミラクルヒットな人がいるんだ!?!?と思って調べたので実はSKY-HIさんが日高さんだという名前だってことは知ってました。

それくらいの知識は実はあった。曲は知らんかった。

最近彼の歌(ラップ)をまともに初めて聞いたんですけど、それは今ハマってる2次元ラップコンテンツ『パラライ』のフィーチャリング曲でしたね!!

その曲はマジ最高です。良い声してらっしゃるんですよねSKY-HIさん。

 

と言うわけでSKY-HIのオーディション番組良いよーーー!!!という内容でした!

朝番組のスッキリでダイジェスト版を放送中、Huluで完全版配信中です!

ななしーはHuluで見てます!

って今調べたら公式がYouTubeでも本編動画上げてくれてるっぽいな!?

ここには貼れないのですがSKY-HIさんの会社名『BMSG』でYouTube検索すると見られます!

少しでも気になった人はぜひ〜

 

ななしーでした!