アニメ『赤髪の白雪姫』を全人類見て!!

私にとって何度も何度も見返したくなるような素晴らしいアニメが何本かあります。
そのうちの1つが赤髪の白雪姫
最近また1周見終えました。
もう何周したのかもはや覚えていないレベル。
やっぱり良かったーーーーー!!!!!
もう何度も見てて話も展開も知ってるのに『良い!』って見るたびに思っちゃう。
本当に好きな作品だな〜って毎回心が震えてしまうのです。
 
もうね、良すぎ。
好きすぎる。
主人公の白雪とゼンの2人の関係性が素晴らしすぎる。
もう素晴らしさに涙出てくる、、、!!!
 
何がそんなに良いかっていうと2人の関係性がものすごく【対等】なんですよ。
こんなに対等で素晴らしい関係性が描かれた作品てありますかね!?
少女漫画って昔ながらの女性がひ弱で男が守るみたいな不均等な関係性の構図がいまだにはびこっていて私にとって楽しめないものばかりなんですよね。
私、正直昔から少女漫画大好きなんですけど今でもわりと脳内乙女チックな少女漫画脳してるんですけどそれと同時に大変論理的な面も持ち合わせてまして、、、
主人公は可愛くも賢くもないのにみんなにモテモテのイケメンがある日突然主人公のことを好きになるとか「んなわけねぇだろ!」ってなっちゃう。
非現実的な夢見たいけれど整合性は最低限欲しい、、、
さらに主人公とその相手の魅力度が同じくらいで釣り合っていたとしても、女性が男性の庇護を受けて甘やかされるのが至高みたいなのも好きじゃなくて…。
 
で、す、が!!!
赤髪の白雪姫を見た時に衝撃が走りましたよ、、、
こんなに主人公とその相手がお互いに思いやって対等な関係性でっていう最高に理想的な内容だったんですから…
いい話すぎてヤバい。
 
ではちょっとネタバレになってしまいますがどう主人公とその相手が対等な関係性なのか箇条書きで書いていきたいと思います。
 
・主人公が専門的な知識があり自活している
・しかもその仕事に情熱がある
・相手が王子でも媚びへつらわずに自然体
・だから相手(王子)にも気に入られる
・相手の近くに居たいからと自力で王宮での仕事を得る
・王子も彼女が特別扱いしたら怒るような人だとわかっている
・だから王子も変な特別扱いは一切しない
・お互いに好意はあるけれど慎重に相手の気持ちを探り、思いやって安易に好意を伝え合わない
・お互いがお互いのことをリスペクトしている
・自分が相手の重荷にならないように努力したり行動をしたりする
 
ざっと思いつくのはこんな感じですかね!
身分的には主人公は一般人で相手は王子なんですけど、人と人として関係性が超対等なんですよね。
そこがいい。
少女漫画なんかだと王子が強引に主人公に迫ってきてキュン♡みたいなのあるけど相手の気持ち考えずに権力使って迫るやつとかゴミクズでしかない。
しかもこの漫画その展開を第一話のストーリーにしてて強引でバカな自国の王子に迫られた主人公はそれが嫌で自国から逃げるとこから話が始まるのが強引ドSキャラへのアンチテーゼとしてさいっこうなんですね!
さらにいつも悲劇的でトラブルに巻き込まれて受動的な姿勢で相手が助けてくれる的な少女漫画の主人公とかも私嫌いで。
でもこの主人公の白雪は自分で自分の道を切り開いてくんですよ!最高か!
愛玩的な存在で相手に気に入られるのって対等じゃないしおかしいことなんですよね。
お互いをリスペクトしあえる関係や本当に相手を思いやる気持ちがあるから赤髪の白雪姫は本当にいいッ!!!
主人公の白雪も情熱を持って生きてて受動的じゃなく能動的に生きていて行動的だし自分の考えをしっかり持ってるところが超素敵!
 
2人だけじゃなく2人の周りにいる人との関係性も本当に良くて見ていて気持ちがいいんですよね。
何も考えずに見ても楽しめて心に爽やかな風が吹いて元気になる。
そんな作品です。
本当に私の心の支えになっているかけがえのない大好きな作品です。
 
で、この赤髪の白雪姫今まで話の内容というかそういう部分をピックアップして語りましたがこの作品は“アニメーション”として総合的にハチャメチャに素晴らしいのです!!
 
映像が綺麗!
色彩が綺麗!
絵が綺麗!
背景が綺麗!
音楽が素晴らしい!
間の取り方テンポなど見せ方も素晴らしい!
 
はぁサイコー…!!!涙
 
シンプルに映像としてめちゃくちゃいいし、作品の空気感とかすんごい良くて核である内容の素晴らしさがそれによって何十倍も良さが増しているというか…!!!
よくアニメでも内容はいいけど映像はイマイチとか映像は良くても内容がイマイチとかもっとこここうだったらなーってのあるじゃないですか。
この作品においては一切それがないです。
全部が素晴らしいです!もう神アニメ!!!!
 
あと声優も最高なの!
メインの人たちの声、みんなしっくり。
いやアニメから入ったからイメージと合うとか合わないとかはないんだけどなんかキャラと声がめちゃくちゃしっくり来てるのがわかる。
特に主人公の白雪の早見沙織さんの声が白雪と合いすぎて早見さんの白雪が好きすぎてどうにかなりそー!!!!
前にもちょっと書いたんですが早見沙織さんの少女性があり透明感のある声ながらしっかり芯のある賢さを感じる女性の声がめちゃくちゃに白雪というキャラを引き立てていてですね!!
あぁもう好き…
白雪ホント良い…
岡本信彦さんのオビもめちゃくちゃ好きだなー!
キャラと合ってるしあの声だからオビの良さがめちゃくちゃなんか伝わってくる感!
あ!あとゼンのお兄さん(第一王子)が石田彰なのヤバすぎーーー!!!!!
あの敵わない絶対的存在感が石田彰の声とマッチしすぎぃぃぃぃぃ!!!
見た目が美しくて何考えてるかわからない、けど策士なところとか石田彰すぎでしょーーーー!!!???
キャラと石田彰のマッチ度が限界値突破してるって!!!
あのキャラの声もう石田彰しかいないもん!
(ていうか今まで声優には“さん”付けしてたのに石田彰は『石田彰』って感じでさん付けするの逆に違和感あるよね?)
 
はぁ〜もう赤髪の白雪姫好きすぎてこの気持ちをどうしたらいいの…
という気持ちの高ぶりが生じたのでこうして文章にしている次第です。
ちなみに好きすぎてコミックも2巻ほど買ってみたんですが肌に…合わなかった…
私漫画の好き嫌い激しくてですね、結構ちょっとしたことで読めないんですけどまず原作の絵柄が好みじゃない。
あとコマ割りがわかりにくくてシーンの描写が個人的に物足りなくて読みにくいなと思ってしまいました、、、
あとアニメではゆったりとした空気感で丁寧に話が進んでいくんですけど漫画は展開がめちゃくちゃ早いんですよね。
トントントーン!って話が進んで『!?』ってなってしまいました。
アニメの赤髪の白雪姫、この原作から膨らませて原作にないちょっとしたシーン等を入れてよりわかりやすくしたり丁寧な空気感を作ったりしてるのすごっ!ってなりました。
アニメの赤髪の白雪姫が好きすぎて漫画版読むと空気感が違うというか違和感しかなくて断念しました…ごめんなさい…
でも白雪のアニメ後の話も知りたいのでまたいつかチャレンジするかもしれません!
 
いやー登場人物のさりげない言葉一つ一つが深くて素晴らしくて感心してしまう作品です。
その第一話の主人公の言葉、
『自分のゆく道 いわば自分の物語 他人の筆で描かれたくない』
これが白雪が信念のある女性ということがわかりますね。
白雪の心の声のセリフは本当に良くて毎回心にジーンと響きます…
 
そんなこんなでこんなに好きなのに文章にしてみるとイマイチ他人に作品の魅力を伝えられるように書けた自信がないです!!
なんかしっくり来てない!
今後加筆したり第二弾を書いたりするかもしれません。
 
とにかくこれは男女限らず年代限らず楽しめると思うな〜
そんなに派手さはない作品だけれど静かにしみじみと良い作品なので少しでも気になる方はぜひ!
Netflixdアニメストアで見られます!!
 
見て!!